はやせやすひろ『幸せのおまじない』について

 2020年3月1日2日にかけて、YouTubeで人気のオカルト系ラジオトーク番組THC OCCULT RADIO(通称オカラジ)で“都市ボーイズはやせやすひろさん襲来!”と銘打ったスペシャル回を前・後編の2回を公開した。

 

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 はやせやすひろさんはホラー作家山口敏太郎さんの弟子として、放送作家のほか、岸本誠さんと若手放送作家ユニット“都市ボーイズ”を結成し、怪談・都市伝説研究家として執筆、PODCAST『都市伝説 おかんとぼくと、時々イルミナティ』等でマルチに活躍。カンテレ系の人気番組『稲川淳二の怪談グランプリ2017・2019』で優勝し、怪談界期待の若手として注目を集めている。

 

 はやせさんSP“怪談篇”では、『怪談グランプリ2019』で披露されたはやせさんの母上様の体験談について、当時の放送尺に収まりきらなかった詳細にも触れており、固唾を飲んで聞き入った。

はやせさんは自己紹介などで、岡山県の“津山30人殺し”で有名な津山の出身、とよく語られているが、土地勘がないため2019年放映当時も地図を開いて件の土地への想像を膨らませたものだ。

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 はやせさんの母上様が体験したという“幸せのおまじない”についてざっくり説明しておく。

 

母上様が学生だった頃、高名な霊能力者の許へ相談に通っていた時期があった。その霊能力者は金品を要求せず相談に乗っていて、全国各地から集まる相談者たちには“先生”と慕われていた。 かなりの高齢だった先生は、あるとき10人ほどの老若男女の相談者を一堂に集めた。普段そうしたことはなかったのでその中にいた母上様も不思議に思った。すると先生は、自分は大病で余命いくばくもないこと、自分の死後は相談に乗れないし、これまで施してきたまじないの祟りがあるといけない、災禍を避けるための“幸福のおまじない”を教えるから毎日これこれこういう文言を声に出して唱えなさい、と話した。

 

日が経って、再度集められた一同。見るからに弱って容態の悪くなった先生は、“幸せのおまじない”を言われた通り唱えたか確認する。皆一様に毎日声に出して唱えたと答える。

すると先生は「そしたら、みんな死ぬわ。あれは“幸福のおまじない”じゃなくて狂って死ぬおまじない、自分で自分が死ぬように呪いを毎日かけていたことになる」と言い出した。

「大病で医療費やらお金が必要になって、この中の数名に“お金を貸してほしい”とお願いした」「私はこれまで善意から無償でみんなの相談に乗ってきた。それなのに、だれが貸すかペテン師が、と邪険にされた」「そいつらだけを呼び出しても変に思うだろうから、他の人にも集まってもらって、全員に“幸せのおまじない”と聞かせればそいつらもやると思った。悪いけどみんな道連れで狂い死ぬわ、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい」「今の私は孤独だが、死んだらお前らも地獄で全員一緒や、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい」と信じられないほどの大声で狂喜した。

きしくも母上様は家でまじないを唱えてはおらず呪いを被ることはなく、まだ学生だったこともあって他の相談者たちのその後については知らない、という話。

 

また2020年1月、タレント島田秀平さんのYouTubeチャンネル・島田秀平のお怪談巡り#52で都市ボーイズとしてゲスト出演した際にもこの逸話を語っている。

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こちらで母上様はいじめの相談で通っていたこと、先生が1度目の集合をかけた際にいじめっ子を連れてこさせていたこと、さらに先生と同日にいじめっ子が亡くなったことを明らかにしている。母上様は、先生が教えてくれた文言が実は“幸せのおまじない”などではなく恐ろしい“呪い”だと事前に知っていたのだった。

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はやせさんの合格祈願、撮影厳禁タニイシさんの話の舞台はどこなのか、土地勘がないため定かではないものの様々な寺院があるものである。

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“呪われた一族の末裔”から“神の子”に進化しかねない勢いのハヤセさんのご活躍をこれからも注目したい。